News 2014

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1月15日、真鍋大度さんをお招きしてトークイベントを開催します。アートとテクノロジーがクロスするところに生まれる可能性をさぐります。研究者気質の真鍋さんに、アートの歴史からレファレンスひっぱりだしていろいろ聞いてみたい。当日は、あのドローンを使った作品が見られるかも?!東京工業大学西9号館ディジタル多目的ホールにて17時より。外部の方も大歓迎です。より詳しい情報は、チラシ表チラシ裏へ。

「声と文学」というフランス文学関連のシンポジウムで講演します。12月13日@早稲田大学。テキストを読むことと、声を発すること(聞くことではなく)の関係について論じます。「思考がわく」ことについて。「声」は文学の永遠のテーマかもしれない、、、

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齋藤陽道さんと筆談トークをします。齋藤さんはちょうど一年ほど前にワタリウム美術館にて展示をした耳の聴こえない写真家。自分の声を探すなかで、出会ったのが写真だと言います。齋藤さんと話してみたいと思ったきっかけは、以前、齋藤さんと百瀬文さんの筆談トークに参加したこと。そのトークは、PCへの文字の打ち込み(スカイプ)、紙への手書き、手話、声、などいろいろな手段でコミュニケーションをとるようにデザインされていたのですが、手段が変わるたびに、齋藤さんがものすごく戸惑っていたんですね。手話で考えること、手書きで考えること、打ち込みで考えること。媒体は思考の道具なわけで、齋藤さんが複数の思考体(人格?)のあいだで右往左往しているように見えた。そのことが面白く、もっと聞いてみたいと思ったのです。私は手話ができないので、筆談と身振り手振りによるじっくりじっくりな対談になると思いますが…。12月18日(木)19:30より、清澄白河SNACにて。参考までに、ほぼ日に齋藤さん関連の記事があります。

highlight_w05.jpg国立西洋美術館で開催のホドラー展にて講演をします。11月29日(土)14:00~15:30、無料です(ただし観覧券が必要)。内容は、リズムについて。ぜひお越し下さい。

10658977_1510206902557027_163874976722589944_o.jpgαMで開催の展覧会「パランプセスト:重ね書きされた記憶記憶の重ね書きにて小林耕平さんの作品にテキストを提供しています。今回のテーマは透明人間。「重ね書き」というテーマに「透明」で応答する…我ながらひねくれてますね(笑)。2014年10月11日(土)~11月8日(土)11:00~19:00、日月祝休、入場無料です。19日にはデモンストレーションもあります。

20140907093653.pngBONUSにて連載中の「障害者と考える身体」の3回目のエッセイが公開されました。身体を考えることは意味を考えることである。はっきりとは書いてませんが、根底にあるのは大学2年生のときに感じた「情報」一辺倒の科学に対する違和感です。


20140808081132.pngサイト「BONUS」で連載中のエッセイ「障害者と考える身体」の2回目がアップされました。タイトルは《「見る」を目から切り離す》。ぜひご覧ください。

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ダンスを作るためのプラットフォーム「BONUS」の「エッセイ」というコーナーにて連載を始めました。連載タイトルは「障害者と考える身体」。これまで行ってきた見えない方や聞こえない方へのインタビューを振り返る内容です。第1回は「他者の目で見る」。

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群馬県立美術館で6/28〜8/24開催される展覧会「1974年ニ生マレテ」に《ゾ・ン・ビ・タ・ウ・ン》が出品されます。昨年岡崎市美術博物館にて展示したものです。デモンストレーションもあり。お近くにいらっしゃる方はぜひ!

20140613230649.JPG難波創太さんとの対談がまとまりました。見えない方の世界の理解の仕方というと、感覚的な違い(聴覚でその場の様子を把握する、など)を想定しがちです が、運動能力の使い方も違っているということが大きな発見でした。「備え」の感度が高いからこその身体のあり方。平衡感覚、アフォーダンス、「補完」につ いて。ご希望の方には冊子版を郵送いたします。

20140602215812.JPG木下知威さんと筆談にて行った対話の記録が冊子にまとまりました。木下さんは百瀬文さんの作品《聞こえない木下さんに聞いたいくつかのこと》にも出演されていた方。絵画の見方、リズムの感じ方、振動について等、ぞくぞくするお話をたくさんしてくださいました。例によって、ご希望の方には冊子を郵送いたしま す。

20140422173035.JPG「視覚障害者とつくる美術鑑賞ワークショップ」主宰の林建太さんとの対談が冊子にまとまりました。見える人と見えない人があーでもないこーでもないと議論しながら作品を鑑賞していく、この「見る」ではなく「鑑賞する」のレベルを設定したときに、見える人と見えない人のあいだに、お互いがお互いの役にたつような揺れ動く関係が生じる。これは非常に大きな発見だと思います。丁寧に丁寧に方法論をさぐっていらっしゃる思いがつたわる対談です。

20140411120417.JPG全盲の木下路徳さんとの対話1回目の内容が冊子にまとまりました。「坂」の感じ方の違い、「想像力」の違いなどについて、かなり発見のある対話となりました。でもまだまだ深められそうな気がする!継続して行っていきたいです。Researchページ(上記の「R」から入れます)にデータ版をアップしていますが、ご希望の方には冊子版を郵送します。メールにてご一報ください。

昨年の京都国際芸術祭のフリンジ企画、使えるプログラムの記録集が完成したようです。わたしは批評講座に参加して、演じることは身体をかすことである、という視点から演技について論じました。質疑の内容を含めてテキスト化されています。冊子も発行されるようですが、データ版がこちらからダウンロードできます。

20140323213637.JPG全盲の白鳥建二さんとの対談がリーフレットにまとまりました。白鳥さんは、全盲の方の美術観賞としてはおなじみの「触って見る」ではなく、「コミュ ニケーションを通して見る」方法を少しずつ作ってこられた方。「盲人でも絵画を見れる」という直観をここまで形にしてしまうフレキシビリティがすごいで す。今回は対談の1回目で「美術観賞」と「顔」をテーマにお話しました。リーフレット、ご興味がおありの方にはお譲りします。ご連絡ください。assaito@valdes.titech.ac.jp