News

20141102131000.jpg

齋藤陽道さんと筆談トークをします。齋藤さんはちょうど一年ほど前にワタリウム美術館にて展示をした耳の聴こえない写真家。自分の声を探すなかで、出会ったのが写真だと言います。齋藤さんと話してみたいと思ったきっかけは、以前、齋藤さんと百瀬文さんの筆談トークに参加したこと。そのトークは、PCへの文字の打ち込み(スカイプ)、紙への手書き、手話、声、などいろいろな手段でコミュニケーションをとるようにデザインされていたのですが、手段が変わるたびに、齋藤さんがものすごく戸惑っていたんですね。手話で考えること、手書きで考えること、打ち込みで考えること。媒体は思考の道具なわけで、齋藤さんが複数の思考体(人格?)のあいだで右往左往しているように見えた。そのことが面白く、もっと聞いてみたいと思ったのです。私は手話ができないので、筆談と身振り手振りによるじっくりじっくりな対談になると思いますが…。12月18日(木)19:30より、清澄白河SNACにて。参考までに、ほぼ日に齋藤さん関連の記事があります。