News 2016

・読売新聞の読書委員をつとめることになりました。『身体はトラウマを記憶する』

・神奈川県民ホールで開催されている展覧会「5Rooms」のカタログに寄稿しています。ソーシャル・ビューを観察・分析したかなり長めの文章です。

・1月11日に虎ノ門ヒルズで開催されるfireside chat「"注目するあの人"が注目する人は"誰"?」にお招きいただきました。

・1月21日YCAMのイベント「Perception Engineeringキックオフ―つなげる身体」にファシリテーターとして参加します。

・12月4日にシネマまえばしにて「身体性のインクルージョン」という講座があります。第二部は細馬宏通さんです。

・12月11日に第16回全国障害者・芸術文化祭あいち大会にて講演があります。前日の10日は建畠晢さん、同じ日に九代玉屋庄兵衛さんも登壇します。

・12月16日にMIMS共同研究集会「比較動物学と現象数理学から考える「海の霊長類」の知の表現法」に登壇します。

・12月27日に立教大学にて講演があります。

10月25日の朝日新聞朝刊にて、私の芸術Aの授業の様子、東工大のリベラルアーツを紹介していただきました。

・11月9日に図書館総合展に登壇します。図書館、門外漢ですが、まちづくりや教育の拠点になっていて面白そうです。

・10月9日にシンポジウム「障害とアートの現在――異なりをともに生きる」@東大駒場に登壇します。

・平凡社より共著『声と文学ーールソー、ヴァレリーからドゥボール、初音ミクまで』が出版されます。私は「貸し出される身体ーー読むことと話すことをめぐって」というタイトルの原稿を寄稿しています。数年前の対談で齋藤陽道さんが投げかけてきた質問「声ってしみるんですか?」をきっかけに「人は読むとき話している」説を主張して最後はサイボーグの話で終わるという、けっこう派手な内容です。

・10月13日に東京芸大の先端芸術表現科アトラス展にて、ゲスト講師として講評します。偶然、先のWIPに引き続きアトラス展にも参加させていただくことに。

・瀬戸内国際芸術祭・秋にて、小林耕平さんの新作《ト・ラ・ン・ス・フォー・マー -島に成るー》が展示されます。今回もまた、テキストを担当させていただきました。変身する方法について書いています。展示場所は伊吹島。いりこの名産地です。小林さんの絵がすごいので、伊吹島にはいけなくてもぜひリンク先に飛んでみてください。

・東工大の学生が編集している研究室紹介雑誌LANDFALLにて紹介していただきました。力作です。上原くん、編集お疲れさまでした。

51df-PfEzNL._SX312_BO1,204,203,200_.jpg新しい本が出ます!8月25日に新刊『目の見えないアスリートの身体論』(潮出版)が発売されます。→amazon

その名の通りスポーツをテーマにした本で、目の見えないトップアスリート5名との対談が収められています。登場するのは、ブラインドサッカーの落合啓士選手、加藤健人選手、競泳の木村敬一選手、陸上の高田千明選手、ゴールボールの安達阿記子選手。

スポーツの空間って、人の動きが予想できるので、「見る」ことの意味が生活空間とは全然違うんですよね。そんな環境で、視覚を使わずに走ったり泳いだり投げたり蹴ったりすることの意味について語っています。対談集なので雑誌感覚でさらっと読めます。ぜひ!

・WS「視覚のない国をデザインしよう」の記録アニメーションが公開されました。

・9月21日(水)に横浜地域福祉センターで講演があります。

・9月25日(日)にスポーツ社会学会の研究例会(@関西学院大学梅田キャンパス)にて講演します。

・『早稲田文学』2016年秋号に寄稿しています。タイトルは「リアルであるためのフィクション」。

・今年度の後期は、非常勤で東京大学に出講します。美学芸術学の原典講読の授業で、ヴァレリーのカイエを読みます。実はヴァレリーのことを授業で話すのはこれが初。っていうか文学部で授業するのが初だ。

・細馬宏通さんの新刊『介護するからだ』刊行記念トークイベント「「そっちの世界」の面白さ:かしこい身体はどこにある?」に呼んでいただきました。8月6日(土)ジュンク堂池袋店にて。

・細馬さんの本については書評も書かせていただきました。共同通信経由で、新聞各紙に掲載される予定です。

・私の新刊も、8月中に出せるようにがんばります。→校了して8月25日に発売されることになりました。

・TBSラジオ「夢☆夢Engine!」に出演します。放送日未定。

・NHKラジオ「視覚障害ナビ・ラジオ」に出演します。8月28日(日)19:30-20:00、9月4日(日)7:30-8:00です。HPでも音声が公開されます。

・7月15日に東京藝術大学先端表現科のWIP展にてゲスト講師として講評をします。5時間しゃべりっぱなしの予定。

・7月23日、坂本夏子さんとイベントにて、ライブで小説のようなものを書きます。

・7月30日、バンバンクラブ(伴走伴歩)にて、目の見えないランナーと対談や講演をします。

KOR9788967353292.jpeg私の本『目の見えない人は世界をどう見ているのか』の韓国語版が出版されました!訳者は、早稲田と東大で学ばれたパク・サンゴンさん(ありがとうございます)。山形くんのイラストもそのまま使われています。一文字も読めませんが、オレンジで元気な感じ!当事者研究でも韓国と日本はつながりが深いようですが、韓国の見えない人はどんな世界を見てるんだろう。見える人でも文化や人種によって引き出されている身体能力が違うわけだから、見えない人の体にだって文化的な差異はあるはず。他にもブラジル、トルコなど、ブラインドスポーツが強い国の状況もリサーチしてみたいです。

・6月4日にワークショップ「視覚のない国をデザインしよう」Day3が開催されます。さまざまな分野の専門家がプロトタイプを持ち寄ってプレゼンします。※参加は定員超過につき締め切らせていただきました。

・6月15日に東工大大岡山キャンパスにて、リベラルアーツ研究教育院創設シンポジウムが開催されます。中野民夫さん、中島岳志さん、三ツ堀広一郎さんとともにパネリストとして登壇します。ちなみにチラシのデザインもやっております。

NHKハートネットTVにて、私の研究を特集する番組が放送されます。タイトルは「目の見えない人が“見る”世界」。プロデューサーのアイディアに翻弄された楽しいロケでした。放送はEテレ6月23日20:00です。再放送は30日13:05からです。

・5月8日に森美術館にてワークショップ「視覚のない国をデザインしよう」Day 2が開催されます。※Day1Day2は申込多数につき〆切となりました。

・共同通信に活動を取材していただきました。そのうちどこかの新聞に掲載されるはずです。

・TARLでの講義が冊子になりました。素晴らしい出来です。熊谷晋一郎さんと手塚夏子さんの回など、その他の講義も面白いです。ここからダウンロードできます。

・5月19日に池袋ジュンク堂にて『触楽入門』出版記念トークイベントに出演します。触覚研究の仲谷正史さんと筧康明さん、そして私と同年鼎談です。

nBkZg=.jpg六本木ヒルズ内森美術館にて「視覚のない国をデザインしよう」という連続ワークショップを行います。目の見えない人だけで国(社会)を作ったらいったいど んな国(社会)になるのか、参加者全員で考えます。お店のレイアウトはどうなるのか?住居の内装は?料理は?文字は?法律は?…フィクショナルな設定を とっかかりとして、当たり前のように生活しているこの社会のいろいろな要素を見直すことを目的としたワークショップです。
ワークショップは3日構成です。Day1(4/29:ハード編)とDay 2(5/8:ソフト編)は参加者のみなさんにアイディア出しをしていただきます。Day3(6/4)は、Day1&2で出たアイディアをもとに、さまざま な分野の専門家(アドバイザー)が作成した模型やサンプルをプレゼンテーションします。

以下が申込ページです。(だいぶ下のほうまでスクロールしてください)
http://www.mori.art.museum/contents/roppongix2016/event.html

1日だけの参加も可能ですので、気軽にご参加ください!

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[スケジュール]

Day 1  4月29日(金・祝) 13:00-16:30 ハード編

テーマとアドバイザー

• 移動手段:清水俊貴(清水建築設計店、ひかりうんそう)
• 駅とまち:田村圭介(昭和女子大学 生活科学部 環境デザイン学科 准教授)
• 住まい・建築:成瀬友梨(東京大学助教、成瀬・猪熊建築設計事務所)
• 身の回りの道具:本多恵三郎(リーフデザインパーク株式会社、デザイナー)

Day 2  5月8日(日) 13:00-16:30 ソフト編

テーマとアドバイザー

• 食:曽根雅典(nicolas代表、三軒茶屋のカフェnicolas料理担当)
• アート:松川朋奈(「六本木クロッシング2016展」出展アーティスト)
• 情報伝達:森内大輔(NHK デザインセンター 副部長)
• ルール作り・法律:横尾俊成(港区議会議員、NPO法人グリーンバード代表)
• 対話のための情報技術:渡邊淳司(NTTコミュニケーション科学基礎研究所 人間情報研究部 主任研究員)

Day 3  6月4日(土) 午後(時間未定) アドバイザーのプレゼンテーションとオープンディスカッション

出演:伊藤亜紗(東京工業大学 准教授)
会場:六本木ヒルズ内、森美術館オーディトリアム(六本木ヒルズ森タワー53階)
対象:目が見える見えないに関わらずどなたでもご参加いただけます。(高校生以上推奨)
定員:Day 1、Day 2:各30名程度、Day 3:40名程度
料金:無料(要展覧会チケット、初回ご参加の際に、「六本木クロッシング2016展」の展覧会チケットをご購入ください。)
主催:森美術館、森ビル株式会社

『目の見えない人は世界をどう見ているのか』(光文社)10刷になりました!

『授業づくりネットワーク』21号に、長めのテキストを寄稿しています。群馬県立盲学校でのワークショプの様子について。

週刊文春に『触楽入門』の書評を寄稿しました。

4月6日の朝日新聞の朝刊の「耕論」ページにてインタビューが掲載されました。ウェブ版はこちら

4月9日発売のWiredにてブックガイドを担当しています。ウェブ版にもインタビューが掲載されました

4月15日に映画LISTENのトークイベントに出演します。

4月23日に下北沢のB&Bにてトークイベント「「見る」ための音――障害と音響技術の関わり」(『聞こえくる過去』(インスクリプト)刊行記念」)に出演します。

4月29日、5月8日、6月4日に、六本木ヒルズにて「視覚のない国をデザインしよう」というワークショップを開催します。来てね。(詳細は後日)

平成26年度東工大教育賞を受賞しました。

国際交流基金のプロジェクト「科学と文化が消す現実、つくる現実 ―フィクション、制度、技術、身体の21世紀―」に講師として参加します。

3月12日に、慶応大学のXD-designプログラムが主催するイベント「Designaholic」にて審査員をつとめます。渋谷のFabCafe MTRLにて。

3月14日に、横浜のSTスポットにて開催されるイベント「障害と身体をめぐる旅」にて話をします。

3月21日に、国立国際美術館にて「エッケ・ホモ展関連トークイベント」に登壇します。

・1月24日の朝日新聞の読書欄にて、佐々木俊尚さんが書評してくださいました。ついでに8刷になりました。

・cakesにて「身体を巡る冒険」という連載が始まりました。全盲の難波さんといっしょに、身体についておもしろい研究をしている人を尋ねて語り合います。

・2月4日に国際交流基金主催「障害×パフォーミングアーツ特集2016」の公演Dividual Playsのアフタートークに出演します。

・2月5日発売のSHUKYU Magazineにて、ブラインドサッカー日本代表へのインタビュアーをつとめています。スポーツ誌に寄稿する機会があるとは思っていませんでした。

・2月6日に篠崎図書館にて講演があります。