六本木ヒルズ内森美術館にて「視覚のない国をデザインしよう」という連続ワークショップを行います。目の見えない人だけで国(社会)を作ったらいったいど んな国(社会)になるのか、参加者全員で考えます。お店のレイアウトはどうなるのか?住居の内装は?料理は?文字は?法律は?…フィクショナルな設定を とっかかりとして、当たり前のように生活しているこの社会のいろいろな要素を見直すことを目的としたワークショップです。
ワークショップは3日構成です。Day1(4/29:ハード編)とDay 2(5/8:ソフト編)は参加者のみなさんにアイディア出しをしていただきます。Day3(6/4)は、Day1&2で出たアイディアをもとに、さまざま な分野の専門家(アドバイザー)が作成した模型やサンプルをプレゼンテーションします。
以下が申込ページです。(だいぶ下のほうまでスクロールしてください)
http://www.mori.art.museum/contents/roppongix2016/event.html
1日だけの参加も可能ですので、気軽にご参加ください!
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[スケジュール]
Day 1 4月29日(金・祝) 13:00-16:30 ハード編
テーマとアドバイザー
• 移動手段:清水俊貴(清水建築設計店、ひかりうんそう)
• 駅とまち:田村圭介(昭和女子大学 生活科学部 環境デザイン学科 准教授)
• 住まい・建築:成瀬友梨(東京大学助教、成瀬・猪熊建築設計事務所)
• 身の回りの道具:本多恵三郎(リーフデザインパーク株式会社、デザイナー)
Day 2 5月8日(日) 13:00-16:30 ソフト編
テーマとアドバイザー
• 食:曽根雅典(nicolas代表、三軒茶屋のカフェnicolas料理担当)
• アート:松川朋奈(「六本木クロッシング2016展」出展アーティスト)
• 情報伝達:森内大輔(NHK デザインセンター 副部長)
• ルール作り・法律:横尾俊成(港区議会議員、NPO法人グリーンバード代表)
• 対話のための情報技術:渡邊淳司(NTTコミュニケーション科学基礎研究所 人間情報研究部 主任研究員)
Day 3 6月4日(土) 午後(時間未定) アドバイザーのプレゼンテーションとオープンディスカッション
出演:伊藤亜紗(東京工業大学 准教授)
会場:六本木ヒルズ内、森美術館オーディトリアム(六本木ヒルズ森タワー53階)
対象:目が見える見えないに関わらずどなたでもご参加いただけます。(高校生以上推奨)
定員:Day 1、Day 2:各30名程度、Day 3:40名程度
料金:無料(要展覧会チケット、初回ご参加の際に、「六本木クロッシング2016展」の展覧会チケットをご購入ください。)
主催:森美術館、森ビル株式会社