平凡社より新しい共著が出ました!『声と文学』というフランス文学系の論集です。私は「貸し出される身体——話すことと読むことをめぐって」という文章を寄稿しています。古代ギリシャでは音読は奴隷の仕事だった、という話などを手がかりに、読むことは身体を貸すことであり、そもそも人はつねに外部とのフィードバックシステムを構築することによって思考してきた、というちょっと壮大な話をしています。見かけたらぜひ。