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71JUK0d24VL.jpg祝10刷!本を刊行しました!『目の見えない人は世界をどう見ているのか』(光文社)。インタビュー等のリサーチをもとに、目を使わないと見えてくる世界のあり方や、体の感覚について、目の見える私なりに推測しています。「読んでいて幸福感があった」という感想をいただきましたが、体が刺激されてエネルギーが湧いてくるような本になったのではないかと思います。

ときどき「感覚的な言葉」と「研究としての客観性」を両立するのかという質問を受けますが、客観性にもいろいろありますよね。既存の知の体系を使って説明できるとか、現実に照らしてあっているとか。でも私が大切にしたいのは「人々が同意できる」という客観性です。「体で同意できる」という意味で、本書の内容が客観的であればいいなと思います。光文社のページ→。amazonはこちら→a