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リベラルアーツカフェ

PastedGraphic-1.jpgわたしの研究室に所属しているのは大学院生のみで、学部生の研究の指導はしていない(学部向け講義はある)。だけど、リベラルアーツセンターの「学生プロジェクト」をわたしが受け持っているので、かなりの数(入れ替わり立ち代わり、平均いつも30人ほど)の学部生と、常に、しかもかなり密に接している。

「学生プロジェクト」は、立案から実行まで学生が自主的に行うプロジェクトで、私はコンセプト面でのアドバイスをしたり、プロジェクトの進行を見て「そろそろこれをやっとかないとまずいんじゃない?」とタイムキープしたり(これはかなり大切)、学生ではできない交渉を手伝ったり、ときにはどうしてもまとまらないプロジェクトを強引に形にしたり(ホントは手を出したくない)、などしている。

いままで、大和総研と共同で新しい講義を設計したり(26年度後期から無事開講!)、理系女子の働き方や学び方について考える会を開いたり、文化祭でイベントを企画したり、、、などなどいろいろやってきましたが、今度の11/19〜29に、大学入ってすぐのちょっと変わった建物の一階などを使って「リベラルアーツカフェ」を開くことに。基本はブックカフェで毎日にようにいろいろなイベントを開きます。

美しいポスターを作ってくれた1年生の篠原君をはじめ、各学生の才能が十分に発揮されているリベラルアーツカフェプロジェクト。東工大という社会を意識しながら新しいものを作り出そうとする姿勢が頼もしいです。ビックプロジェクトなので交渉もたくさんあって、そこで学ぶことも多いもよう。プロジェクト型の学習って増えているけれど、単位と関係ないってことが重要なようです。