Research

往復書簡⑤玲那→亜紗

亜紗先生、こんにちは。
こんなにスローペースでごめんなさい。
私のペースを優先にしてくださり感謝でございます。
手で悩める
しっくりきますね。
考えることにどれくらいエネルギーを注ぐかすら体の動きが主導権を持っているような気がします。自分の中にあるものが散らかり始めた自覚がはっきりある今、つくることは整理整頓にはぴったりですね。
さて、チョンさんとの同期会。笑
だいたい同じくらいの年月を自分の体の境遇と過ごしてきているので、終始親近感を感じておりました。
しかしこの器の差はなんだろう・・・。
私が小さすぎるというよりは、チョンさんの器がでかい!が正しいと思います。
録音したものを聴き始めてすぐ、「これは聞く環境を選ばねば消化できん」と感じ、お風呂のお湯につかっている自分時間に少しずつ少しずつ咀嚼するように聞き返しました。
ぜひもう一度、チョンさんにお会いして伺いたいことがあります。
もう少し、突っ込んだことを聞きたい。でも、聞くことそのものがチョンさんにどう伝わるか、怖くて怖じけずいていたのですが、やっぱり聞きたい。
チョンさんとお話をさせていただいてから、自分の中にもあるであろう「差別的」な部分を自分でみたくてたまらなくなってしまったのです。
「自分はそんな風に不公平で理不尽なことはしないだろう」という根拠のない信用に、パキパキヒビが入った。
もっと残酷さを知っていてもいいのではないだろうかと思っているのです。
まだあくまで想像の中での感覚なので、もう一度お会いして、もう少し突っ込んだことを聞きたい。
失礼なことも聞いてしまうかもしれませんが。。
安心と信頼・
自分ではほとんどセットにして持っていました。
切り離すことが実は大事な工程だったのですね。
録音を聞きながら、私自身、言葉がこんがらがってうまく紡げていない状態でした。
体の中には「信頼」へのもどかしさを手応えとして持っていたのに、言葉にしようとすると絡まる。
いやぁ、疲れさせてしまったなぁと反省しました。
セラフとっ信頼関係を築くことは、今思い返しても慎重に慎重にやってこれたのに、相手が人間になった途端、いきなり甘えと杜撰さが顔を出してしまいます。
セラフからの信頼を得るためには、はっきりとわかりやすいプロセスがあったんです。
セラフが生きる上での絶対的な安心、これなくしてその先はない。
食べることをはじめとした生活全部に、不安を感じさせないよう繰り返し繰り返し丁寧にこなしていくこと。
そこからしか次へは進めない。
そういうことも感情的にならずに考えてこられたと思えるんです。
でも、人間に対しては全然だめです。
言葉に頼りすぎているんだとつくづく思います。
チョンさんは言葉に頼りすぎていないというか、的確に言い表せないことがあるんだということを前提にしていらっしゃるのではないでしょうか。
だからこそ、言葉選びが丁寧に感じられた
のかなと。
チョンさんご夫妻とお会いさせていただけるのなら、大喜びでございます!
ぜひお願いしたいです。
西島 玲那